まだ昼間に残暑はありますが、私の住んでいる鹿児島も10月を過ぎて、日が落ちるのが早くなってきました。
仕事が終わる時間は一定なのですが、夕方、外が暗くなるとなんとなく、気忙しくなりますよね。
先日、仕事帰りに寄ったスーパーで私と同じく仕事帰りと思われる主婦同士の会話に激しく同意してしまいました。
夕飯の買い物を済ませ、支払いの順番を並んで待っていたのですが、前に並んでいる女性たちは知り合いのようでした。
その時の会話です。
「仕事終わってから買い物するのって嫌だよね~。子供保育園に迎えに行ってからだと、一緒につれてこなきゃだし」
「うん。もういっぱい頑張ったんだから早く家に帰りたい!」
「そうそう。この時間は駐車場もレジも混んでるし。子供はあれ買ってこれ買ってって騒ぐし」
「でも、帰ってもどうせ洗濯物しまってご飯作って、仕事が待ってるんだけどね」
「確かに!でもさ、これからまた冬になって帰る時間が真っ暗になるじゃない?なんで私は毎日毎日こんな暗くなる時間まで仕事しないといけないんだろう…って悲しくなっちゃう」
「そうね~。1日仕事して、子供迎えに行って、買い物して、家事して、もう子供と遊んであげられる余裕は残ってないよ…」

見知らぬ二人でしたが、もう、一言一言に共感しまくっちゃいました。
この会話をそのまま政治家の方々に聞いて欲しい。
母親がたくさん働けるように、保育園幼稚園を増やすって言うけど、小さい子供を預けてフルタイムで働きたい母親はそんなに多くないよ。
働かなければならないから、子供を預ける場所を探している。
働かなくても大丈夫なら、本当は子供が小さいうちは子供と一緒に過ごしたい母親はたくさんいる。
私の友人は、冷凍した母乳を持たせた赤ちゃんを保育園に預けるときに、ママから離された我が子が泣くのを見て、自分も泣きながら保育園を後にしていました。
子供を預ける施設を増やすよりも先に、我が子と一緒にいたい母親が働かなくても済むような社会を作って欲しいです。
(3人の子供を子育て中の一母親としての意見です。決して働くお母さんを責めるものではありません。お仕事が好きで、働きたい方は働けばいいし、子供が小さいうちは家にいたい方はそうできるような社会になればいいなという気持ちです。)